昭和産業株式会社です、こんにちは。
弊社は兵庫県高砂市に拠点を構え、姫路市など県内一円で鉄骨製造業と鉄骨工事業を行っております。
今回は、鉄骨製造に欠かせない溶接工事について、その定義や種類、必要性などをご紹介します。
そもそも溶接工事とは
溶接工事とは、加工したい鉄骨や鉄材などに熱や圧力を加えることで、つなぎ合わせ一体化させる作業です。
金属の溶け始める温度は非常に高く、私たちが良く聞く鉄や銅といった素材も1000度以上の高温にしなければ溶けません。
そのため、狭い部分を集中して高温にまで加熱できる方法が必要となります。
またコストの面から見て、溶接作業を行う際は、なるべく少ないエネルギーで効率的に金属を溶かさなければなりません。
鉄骨製造に溶接工事は必須?
鉄骨製造において、溶接工事は必須の工程です。
鉄骨は建物の構造を支える重要な部材であり、その強度や安全性は高い水準が求められます。
溶接工事によって、鉄骨同士をシームレスに接合できます。
これにより、鉄骨の気密性が高まり、水漏れ・錆びといったリスクを低減し、外部からの衝撃や重さにも耐えられるようになるのです。
また、溶接工事は自由度が高く、複雑な形状の加工にも適しています。
建物のデザインや用途に応じて、曲線や角度をつけたり、穴を開けたりすることが可能です。
さらに、溶接工事は作業工程が少なく、ボルトやネジなどの部品が不要なので、軽量化やコスト削減にも貢献できるでしょう。
溶接工事を行う際のポイント
溶接工事を行う際には、以下のポイントに注意しましょう。
溶接方法の選択
溶接方法には様々な種類がありますが、それぞれ得手不得手があります。
例えば、アーク溶接は幅広いものの加工に対応できますが、加工の際は欠陥や材質変化のリスクがあります。
加工する対象物の種類や厚み、形状などを考慮して最適な方法を選びましょう。
溶接環境の整備
溶接工事は火気を扱うため、火災や感電などの危険が伴います。
溶接作業を行う場所は、可燃物や水分がなく、通風や消火設備が整っていることが必要です。
また、溶接機やケーブルなどの機器は定期的に点検や保守を行い、故障や漏電の防止に努めましょう。
現在新たな製造スタッフを募集中です!
弊社では、鉄骨製造業に携わる新たな工場スタッフを求人募集中です!
溶接工事に興味がある方や、既に溶接に関する資格をお持ちの方は是非ご応募ください。
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皆様からのご応募をお待ちしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。